【糖尿病】

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【WR】糖尿病

血糖値が高いということがいかに悪かということが世の中では注目されてる。血糖値を心配する人が本当に多い。

今回は、高血糖であるという状態と、糖尿病って何って話。

1:16

S:まず一般的に高血糖っていうのが恐れられてる。血糖が上がるってことに対してみなさん敏感になられてる。その高血糖っていうこと自体がどういう状態なのかっていう前に、実際に高血糖が悪さをするのかということから。

V:みなさん一番気にしてるのは血液中の糖の値がすごく高い。それがなぜ怖がられてるかというと、巷ではその血糖が高い状態が病態を生む、という風にイコールになってるから。違いますよね、先生?血糖が高いということは糖は普通に入って来ました。でも入って来た糖が上手に使われていないということが起きてる。というそっちに視点がある人が正直長い間一人もいないみたいな感じだった。

2:47

糖がエネルギー源になるのはみんな三大栄養素で勉強して知ってるのに、じゃあその糖が中に入って来て使われるということは=エネルギーの材料になる(細胞に入ってちゃんとエネルギーを作る)ということなんだけど、作られてないってこと。作られてないのが状態として糖が使われずに余ってますよって状態が血糖値が高いってこと。

S:じゃあその使われてない血液に残ってる糖、使われてないから当然血液に浮いてるわけですけど、それは実際に悪さをするんでしょうか?

V:これは崎谷先生の「糖尿病は砂糖で治す」という本を絶対読んでほしいんですけど。糖が余ることで何が怖いかっていうと、一般的には「糖化」っていうのが怖いと言われる。

S:糖化って何ですか?

V:要するに糖が私たちの身体の組織のタンパク質と結びついて、例えばリウマチを起こすとか血管の壁が厚くなるとか、つまり糖がタンパク質と結びついて編成することによって組織そのものが編成したり、またはその編成した部分を身体の免疫細胞がこれは私の組織じゃないんじゃないかって貪食したりすることが起きるって世の中では言われてる。

5:00

A:じゃあ心筋梗塞とか脳溢血とか糖化なんだ。基礎免疫疾患っていうのは。

V:ほとんど糖が原因って言われてる。だけど、糖化というのが実際起こらないわけじゃないのは正しい。それ以上にやばいことがある。まず一つは糖化ってのが危ないかどうかっていうトラブルと、もう一つは糖がうまく使われないでエネルギー源にならないよって話。これどっちにも悪さしてる人いますよね?

S:一般的に糖尿病なんですけど、合併症ってあって、客観的に眼と腎臓と神経障害3つある。この3つの特徴は細い血管(細血管)。この細い血管がたくさんあるところがまずやられるということ。神経も栄養を養ってる血管が細い、腎臓は血管の塊だし、網膜もそうですね。なので、この3つがやられやすいと言われてるけど、それも高血糖ということでいいんですか?

V:全部そうです。世の中ではそう言われてます。

S:それはどうして起こると?

V:まず高血糖で引き起こされるひどくなる病気として・・・合併症としては先生がおっしゃった通りのものが出てる。糖尿病を本当に知ろうとか高血糖がどんな悪さをするんだろってみんなサーチすると思うけど、私も今「高血糖」で出してみました。そうすると血糖が高いという状態を放置すると何が起こりますか=まずは血管障害。

7:38

S:血管障害の原因は?

V:糖尿病の、特に合併症には細血管の障害と太い血管の障害どちらもありますよって書いてあって、それは高血糖の状態が続くことで栄養の供給が途絶えます、という言い方をここではしてます。

S:ちょっと待ってください。栄養がたくさん血液の中にあるのに?

V:そうなんですよ。だから、まず意味がないんですね。まず血糖値が高いと血管がもろくボロボロになる血管病になります、と。どうしてそれなの?っていう理由は一つも書いてないんです。わからないんです、きっと。というか書けないんですよ。そして合併症としては血管だけじゃなく、あとはケトアシドーシスがあるとか、要するに腎の問題があるとか感染症の問題とか。

S:ケトアシドーシス、これ大事ですね。

8:51

V:だいたいそうやって見ると血管がまずくなるので、パッと見ると眼や腎臓や神経の問題がありますよって書いてあって、理由は全く書いてない。あと書いてあるのは糖化が問題ってこと。だから組織障害起こしてる、特に血管が。っていう言い方がほとんど。だから高血糖の状態が続くと太い血管である静脈硬化が加速します、ともうそこにイコールで書いてあって、その機序に関してはほぼ増えてないのが現実。

A:「知りたい糖尿病」というサイトでは今糖尿病の三大合併症は「しめじ」。神経の障害(し)、眼の障害(め)、腎臓の障害(じ)。全部見ると高血糖により細い血管が蝕まれてるのがしめじの原因って書いてある。だけどそれが何故なんですかっていうのがどこにもちゃんと書いてない。でもこれ見ると高血糖良くないなって思いますよね。

V:だからやっぱり血糖が上がるのは回避したいと思ってしまう。機序を誰も説明できてない。そもそも血管が潰れるのは何故なんでしょうか?

S:まず高血糖、血管障害、動脈硬化っていうのは結果。原因じゃない。で、高血糖が血管障害起こすのは間違い。2つとも結果だから。原因は何かというとプーファ(多価不飽和脂肪酸)。これがあるために糖が入らない。なので高血糖になる。プーファがあるから原因、高血糖は結果。

11:03

次、血管障害。これも高血糖になるからAGEっていう糖化の問題で、炎症になって血管を潰すという理論は大きく間違い。実はプーファからできる過酸化脂質がタンパク質と結合したALE、こっちがはるかにたくさんできてスピードも早い。これが実際に動脈硬化を引き起こすってことはもう研究論文でもわかってる。

V:でも日本で出てないですよね?

S:日本では無理。でも日本人でも向こうの大学で論文書いてる人もいる。日本ではイマイチかなぁ。

12:07

V:今先生がおっしゃったことをもう一度まとめると・・・つまり「結果」である「血糖が高い」という状態があるけど、その血糖値が高いということを引き起こしてるのはプーファ。糖が入っていこうとするのをプーファが邪魔して入れない。だから糖がエネルギーの材料になれないという状態が起きるということがまず一つ。エネルギー量も下がる。もう一つは糖が問題で起きてると考えられてる「糖化」が血管障害を引き起こしてるという言われ方をしてるけど、本当は違う。プーファというものが糖化ではなく過酸化脂質化したタンパク質が組織障害を起こしてる。

S:もうひとつ言うと、プーファがあることで糖がミトコンドリアで最終的に利用されてエネルギーと二酸化炭素でミラクルホルモンを出すんですけど、そこの経路がプーファでブロックされる。ブロックされるから糖が余ってそれがAGEになっていくという過程がある。なので、そもそもプーファがなければAGEはできない。

V:だから回ってる人にはAGEはできないんです。元々作られるスピードも全然違うし量も全然違う。脂質でできる方の過酸化脂質化っていうのが全くレベルが違う。AGEにフォーカスさせてること自体がおかしい。そもそもプーファがないと出来ないし、エネルギー生産がちゃんとミトコンドリアが糖で回っていれば起こらないということ。つまり、この高血糖という状態を改善するには、まずミトコンドリアに糖が取り込まれるという状態が起きなきゃいけない。邪魔してるプーファは居てはいけない。

15:29

A:糖尿病の「しめじ」は血糖値が低くなってもこの症状は全く改善されないってこと?

S:そうです。エストロゲンとプーファは低血糖をも引き起こす。こないだエストロゲンが血糖を下げるから糖尿病に効くという風に論文に載ってた。血糖を下げるから・・・糖新生を多くするから、糖尿病の治療薬になりうるんじゃないかって書いてたので、低血糖は良いことか?とFacebookに載せた。

16:33

S:長期的にはもちろんエストロゲンは高血糖になる。それはプーファと同じところで糖の代謝をブロックする。

A:エネルギー源として糖が使えなくなってしまう。

V:結局糖は余ってる、と。

S:ここで言いたいのは、高血糖が危なくて低血糖が良いようなことを一般的に言われてるので、これどうですか?低血糖は本当に良いことなのですか?

V:そこ自体が大きく間違えてる。高血糖であろうと低血糖であろうと血液中の糖がどれくらいいるかっていうこと自体はあんまり関係ないと思ってる。だって糖がバーっと出たって使い切ったら良いわけだし、使い切ってなかったとしてもそこまで糖はある意味脂質より悪さはしない。酸化するとかそういう問題はないかなと思ってる。糖自体

が血液の中にいることで、身体に悪影響があるかというとあんまりそうじゃないと思ってる。だから低血糖なのか高血糖なのかっていう問題じゃなく、糖が細胞でエネルギーを作るのに上手に使われてるかどうか。それを邪魔されてるとかされてないとか、そもそも材料として入ってないとかの方が問題。だから低血糖であること=健康なことだと考えることは大きく間違えてる。そもそも糖が足りないこと自体危険ですよね?先生どう思います?

18:13

S:低血糖っていうのは高血糖より非常に怖い。救急の現場でもそうだし、低血糖は意識すぐなくなるから怖いんです。生命最大の危機なので血糖が下がってくるとアドレナリン、コルチゾールとかプロラクチンとかバーっと出てくる。これは緊急のストレスホルモン。

V:糖が足りませんよってことでの危機ですよね。

S:低血糖の方がはるかに怖いんだよってことを身体が証明してるわけです。

V:低血糖になれば、通常だったらアドレナリンがバッと出てヘッドをバンと上げるようなことをするじゃないですか。それをみんなやばいと言ってるわけで。本当はバランス取るために普通に食事の中に糖があるとか糖を切らさないとかやってれば、肝臓とかいろんな筋肉の中に蓄えてる糖が低血糖になったら放出されますよね。その放出されてる分さえない人(筋肉もない、普段から糖摂ってない人)はそういう状態になると非常に危険。そこからコルチゾールの問題になって、今度は脂質と身体の組織であるタンパク質を引き抜いて血中に出して、結果として脂質とタンパク質のごみを作る。そういうことですよね?

19:48

S:そこから出てくる脂質はプーファ主体で筋肉、皮膚、胸腺がストレス下では真っ先に砕かれる。そういうところから出てくる筋肉組織のアミノ酸もまたエネルギー代謝を落とすようなやつが含まれてる。遊離アミノ酸。

V:遊離アミノ酸で流出してくるとやばいアミノ酸の代表選手教えてください。

S:トリプトファン。メチオニン。システイン。この3つは少なくとも甲状腺機能を低下させることがわかってる。

V:トリプトファンはすごく良い・トリプトファン摂りましょうって言われてるけど、トリプトファン摂っていい状態の人もいるでしょうけど摂ったらまずい人もたくさんいる。その辺をまたアミノ酸の話の時にします。

21:04

どっちにしてもストレス下になった時に低血糖っていう状態は、私たちにとったらストレス。身体から糖がないから、代わりに身体中を壊しましょうっていう指令になる、ということを知っててほしい。二元論で高血糖が良くて悪くて、低血糖が良くて悪くてとかそういう問題じゃなくて、糖がないことで実際には身体にどれだけ影響があるか、どんな悪影響があるのかとか、環境的な問題を考えないといけない。

21:45

V:糖尿病で血糖の話になると必ず出てくるインシュリンの話。大体この話になるとみんなインシュリンが分泌されないって話になる。普通一般的にあっこちゃんも聞かない?

A:糖尿病、高血糖の原因はインシュリンが身体の中で足りないのと、糖の摂取のしすぎだから糖を食べないようにしてインシュリンの薬を飲みましょう。

V:それまた本末転倒的な感じ。逆ですよね。

S:1型と2型の糖尿病って現代医学で分けられてる。これまた意味ないけど。あえて言うと1型がインシュリンができない、膵臓から産生できない。2型っていうのはインシュリンレジスタンスって言ってインシュリンがあってもインシュリン抵抗性というインシュリンが効かない状態。つまり細胞がインシュリンを受け入れられない状態。

V:そもそもインシュリンって何ですか?

S:インシュリンは糖を細胞内に入れるための、一つの酵素みたいなものです。ドアを開ける鍵みたいな。

V:でも、ここの時点で既に細胞に糖を入れないといけないってことじゃないですか、インシュリン。だから捨てるんじゃなくて糖は細胞の中に使われなくちゃいけないねってものですよね、そもそもインシュリンって。だから糖がなくなることよりも、インシュリンがない方が問題としては大きい?

23:37

S:というか、両方の状態が同じ原因で作られてるんです。これ糖尿の1型も2型も全く同じで、プーファがものすごく過剰な状態であればインシュリンを産生する膵臓の細胞にダメージを与える。つまりプーファによってやられる。これ実は糖とココナッツオイルですぐ回復する。だけど、これでインシュリン出なくなる原因ってプーファ。

24:17

次インシュリンレジスタンスの話。インシュリン抵抗性、インシュリンがあったとしても細胞がアンテナがないっていう。これの最大の原因もプーファってことも現代食の本にも書いた。今まで現代医学は飽和脂肪酸が原因だって書いてたけど、それは嘘で全部プーファなんだってことをそこに書いた。1型も2型も分類はあるけど原因はプーファ。2型も実際時間が経てば膵臓がやられていくのでインシュリンが出なくなってインシュリン必要になってくるから程度の差。膵臓がどれだけやられるかっていう程度の差だけなのであまり分ける意味もない。

25:03

V:小さい時から1型の糖尿病だって言われて、20代でインシュリンの注射してる人いっぱいいるけど、彼らのしてることって糖をすごく切らすこと。プラス、インシュリンを使う。そこにもすごい矛盾がある。だって糖がないようにしてるんですよ?インシュリンを使う意味がまずないじゃないですか。

A:糖を大量摂取してインシュリンをっていうなら何となく・・・。それでも2型の場合だったら効果あります?

S:いやいや、インシュリン入れたって細胞がキャッチできなかったら高血糖になる。結局同じ。

26:00

A:糖尿病のサイトで「リリーインシュリン50年賞」ってのがあって、インシュリン治療を50年以上継続してる患者さんを讃えるための授賞式が毎年行われてる。でも治らないですよね、今のロジックで行くと。インシュリンをいくら打ち続けたって高血糖っていうその状態も治らないし、別に糖が原因じゃないんだから「しめじ」も治らない。だからこういうことに。

S:インシュリンを臨床で見てて、結局インシュリン入れてもインシュリン抵抗性があるので、インシュリンの量を増やすしかない。どんどんどんどん増やしていくわけ、医者が。そうすると本当に低血糖になるからそっちの方がよっぽど怖い。低血糖の方が意識失うんだから。

27:30

V:インシュリンを打つ効果がある人って先生から見たらどんな人ですか?

S:まず、インシュリン打つ前にプーファ切らさないとダメ。リポリシスね、プーファを切ったとしても自分の脂肪内にプーファがたくさん蓄積されてるからそれ排出するのにじっくり時間かけた方がいい。ストレスかかった時にプーファがポーンと出る。小麦粉を食べた時と同じ状態になるのでこれを避けたい。だからリポリシスを避けられるものがあるので、リポリシスを避けながらプーファの摂取を止めてインシュリンの糖を入れるっていうのがリーズナブルだと思う。

V:先生さらっと言ったけどすっごい難しいので解説すると。ストレス下にあるということが実際身体にとってどんな状況かってこと。ストレスがあると人間の身体ってそれに対応するためのエネルギーが必要だったり、それを大丈夫だよって言ってくれる抗ストレスホルモン(先生の言い方だと保護ホルモン)が出る。で、例えば身体の中で糖が足りないとか炎症が起きてるとかのストレス下に晒された時に身体は最初はアドレナリンが出て、それで足りないとコルチゾールというステロイドが出て、そしてそこで身体から組織の胸腺(重要なもの)とかそういうところから抜いていく。

29:14

そして、一番大事なのは脂質を溶かしてリポリシスが起きる。まずリポリシスが起きてはいけない。脂質をそうやって身体中にばらまいて、でもばらまく理由が糖がないということによってエネルギーの材料の代わりになるものを脂質から取ろうということでコルチゾールが出て、そして脂質がバーっと放出される。これがリポリシスという状態。このリポリシスという状態を回避しないといけない。つまりストレスを感じちゃいけないし持っちゃいけないことになるけど、それは難しい。できない。だから脂質が放出しないようにするには糖の存在は必要。

S:糖も必要ですけど、何個か重要な物質(ビタミンとか)があるのでそういうのを使いながらリポリシスを止めながらやっていくってのが一番早い治療。

30:23

V:さっき先生が膵臓機能が回復するのために重要なことをさらっと言ってたけど、膵臓の機能がまず回復するには何をしたら良いでしょう?

S:プーファをまずなくすことが大前提。その上で単糖類、フルクトース、グルコース。あるいは二糖類、それがくっついた作物。これと、飽和脂肪酸というのが、膵臓だけじゃないけど膵臓の機能も改善させる、とデータとして出てます。

V:やっぱりスプーン一杯くらいのココナッツオイルを舐めたり、良質なバター食べてみたりとかが大事だと思う。あとは単糖類でもフルクトースが、グルコースが細胞に入るのを助けるって先生おっしゃってますよね?

S:入るっていうか、糖?(31:30)のミトコンドリアの流れをスムーズにしてくれる。

V:うんうん。だからフルクトースがとても大事って話を最近私もよくしてるんですけど、私がどうしてハチミツ好きなのかとか黒糖もよく食べるのかっていうのは私のエネルギー総量がいかに大きいかっていうのを見ると結構納得なんですけど。例えば糖が使われないという状態が起こったとしていてもフルクトースが入っていれば結構それはうまく回るようにサポーターになりますよね。

S:フィッシュオイルが最も一番大事な関門であるピルビン酸脱水素酵素というのがあって(覚えなくていい)。ミトコンドリアに糖が入って実際にエネルギーとして使われる関門がある。そこの関門にエストロゲンとかプーファが酵素自体をダメにしてしまう。

V:フィッシュオイルも?

S:フィッシュオイルが一番効果が強いんです。ブロックする効果が。

V:「ブロックする」効果です。今先生がおっしゃったのはフィッシュオイルが良いって言ったんじゃなくて逆ですね!

S:オメガ6って言われる植物油脂よりもさらにフィッシュオイルの方がブロックする力が強いってデータが1960年代に出てる。

32:56

フルクトースが何をするかというと、その関門の酵素を逆に活性化してくれる。だからまだまだプーファがある状態なので、そこで果糖(フルクトース)を使うと、そこの酵素の動きが良くなってくる。プーファ、あるいはフィッシュオイルの悪影響を少しでも軽減してくれる。

33:28

V:例えば糖尿病の患者でインシュリン注射打ってますっていう方が先生のところにいらしたら何を一番提案されますか?

S:まずはプーファフリー。リポリシスを抑えるビタミンを出してその上で糖をしっかり摂らせる。糖はしっかり!その糖っていうのはでんぷん質。でんぷん質はグルコースだけなので、フルクトースが入ってる作物やショ糖、元々グルコースとフルクトースがコンビネーションで入ってるハチミツや黒糖を積極的に摂ってもらうようにします。

V:そこらへんが糖尿病の本当の治療なんじゃないかなぁ。

34:19

V:あと、今問題なのは妊婦さん。妊婦さん軒並みみんな糖尿病にされてしまう。糖尿とか、血糖が上がるのは当たり前ですよね、妊婦さん。どうですか先生?

S:子供の脳の発達というのは糖が一番大事。これはもうわかってること。ヒヨコの脳に糖を入れると脳の大きさが倍増する。だから胎児の時にしっかり糖を入れてあげるってことは出産後の子供の成長に大事。

A:大体、妊娠してると子供の脳の発達にはまずオメガ3って言われてタブレットが出て糖は摂っちゃいけないって産婦人科で必ず言われます。

S:妊娠してる時に少し血糖が上がるのは当たり前なんです。子供に糖をあげないといけないから。

35:35

V:私コーヒーがずっと飲めない人だったんです。美味しいと思ったこともなかったんですけど、妊婦になった途端にものすごいコーヒーの匂いを探して、しかも甘いもの大好きなのでコーヒーを飲みながら必ず甘いもの食べてたんです。これって理にかなってたってことですよね?

S:はい。カフェインがものすごい糖の代謝上げるんです。カフェインがもし子供に入ったら糖を使うともっともっと子供の脳が、身体が発達していくんです。

A:それも逆ですよね。妊婦になったらカフェインが子供に悪影響なのでコーヒーは飲んじゃダメって言われてた。だからたんぽぽコーヒーとかカフェインレスのコーヒーを飲んでた。この赤ちゃん関連のところは、ここまで情報が著しくおかしいのは何でなんでしょうね?

S:ここは非常にクリティカルなんです。胎児の時に母体の環境で、いわゆる生まれつき決まってる、遺伝子で決まってる、星で決まってるっていう言い方するような性質っていうのが大体母体の中でかなり大きな割合で決まる。だからここをしっかり讃えておくと操りやすい人間ができやすいw

37:42

V:そもそも妊婦さんに糖尿の検査をすること自体に作為を感じる。

S:「糖尿病」って病気の名前をつけること自体が、これはメディカライゼーションっていうビジネス。血圧の高い高血圧っていう名前をつけたりっていうのも高血圧を悪者にしてそれを叩く薬を出すっていう、典型的なショーを見せられてるっていう感じ。サーカスw

V:でも本当に妊婦さんの「妊娠糖尿病」っていう名前があって、『糖は赤ちゃんの栄養となりますが多すぎても少なすぎても成長に影響を及ぼします。あなたが赤ちゃんに十分な栄養を与えながら、細やかな血糖管理をすることがとても大切です』って書いてる。

S:難しいですよね。書いてることよくわからない。こういう言い方してること自体がもうおかしいんですよ。そう気づかないと。もっと生命ってシンプルにできてるんで。「オッカムの剃刀」っていう言葉がありますけど、よりシンプルに説明できないものじゃないと真理じゃないんですね。

V:『妊娠中は絶えず赤ちゃんに栄養を与えてるためお腹が空いてる時の血糖値は妊娠してない時と比べ低くなります。一方で胎盤がホルモンの影響でインシュリンが効きにくくなり、食後の血糖値は上がりやすくなります』と書いてあります。

S:え、それは良いことじゃないですか。血糖が上がりやすくなって、お母さんの血糖を子供にあげる。お母さんの細胞に入らないようにして血中に残して赤ちゃんにあげるって。すごいリーズナブルにできてる。

V:リーズナブルにできてるんですけど、それは「だから危ないよ」って書いてあるんです。読み方だけで全然違うものに変わってしまうんです。世の中って一方方向からしか見ない癖ができてしまうと、本当に損すると思うんですけど。

40:15

こういう状態に鉄をまたすっごい与えて、赤ちゃんはプーファだらけになって生まれてくるから今の子供はアトピーになる。ここ10年で劇的に増えてる。

41:01

S:糖がないと何が怖いかというと、胎盤が糖がないとお母さんからリポリシス出てくるでしょ。遊離脂肪酸が胎盤から子供の中に入っていく。プーファはまさに入っていくわけ、今の現代人のお母さんからすると。そうすると小さい時から糖尿病になる。そこで膵臓がやられてしまうから、それを単に1型って呼んでるだけ。その障害の程度によって1型2型って言ってるだけのこと。みんな膵臓がやられてインシュリンが必要になっていく。

V:ということは生まれた時から1型になって50年おめでとうっていうサロンドリリー賞になるわけですねw

S:妊婦糖尿病で一番大事なことは血糖を下げないこと。もしすごい高血糖な場合はそのお母さん自体が生活習慣を改善しないといけないし、400、500なるぐらいのレベルだと受精も多分できてない。だから受精してそこまで生まれてる子っていうのはそこそこ還元いけてるんだから血糖を下げると大変なことになりますよってこと。

V:でも今血糖を下げて下げてベジタリアンで妊娠できないっていう子が山のようにいる。子供作るだけのエネルギーがないし、着床しない。着床したとしても流れてしまう。そのへんに気づけなくて不妊で悩んでる方も多いと思いますけど。

42:55

V:今日は本当は糖尿病のテーマだけど、血糖に関しては認識が・・・どんな風に言っても「血糖が上がっちゃうから怖い」って絶対言ってくる。

S:後はGI値というのを気にしてる人も多いですね。急に血糖が上がる、要するに血糖のスパイク。これを怖がる人がいてるけどこれも間違いであるということは以前Facebookにも掲載しました。

A:じゃあスパイクが仮に身体の中で起こってても、それによって身体に害は?

S:ないですね。普通の人はそんなにスパイク起こらないんだけど、糖を入れられない人はスパイク起こる。でもそれ自体が悪さするものじゃなくてさっき言ったプーファが悪さする。普通の人でもフルーツとか食べすぎると糖が上がる。でもそれはすぐに落ちていく。血糖が上がることは良いことなんです、食べ物が入ってるって意味なんだから。エネルギー源が入ってる。より高くポンと上がる方が良い。すぐそれは使えるわけだから。でんぷん質とか消化しにくいものは上がりにくい。ということは今すぐ糖が必要って時に時間がかかる。でもグルコースはポーンと上がるからすぐ使える。そこにプーファがなければだけど。

44:24

そういう意味でもスパイクが高い方がむしろ良い。実際にGI値と心臓血管病とか脳卒中を調べたら、最近の研究で全く関係ないと出てる。GI値自体がオーストラリアの大学で測ってるけど、心意的なものであまり正確なものでもない。

V:私もしばらくやってみた。食べてすぐとか2時間後とかにやってみたけど、上がっても普通に下がっていくし、その後すぐ運動するとか色々変えてみたけど環境で全然数字が変わった。

S:GI値っていうのもいろんな人に食べてもらって上がり方見てる。プーファがどれだけあるかによって下がり方違う。上がり方も消化能力がどれだけあるかで違う。極めて不正確なものを絶対値のように見て計算してやってるけどそれ自体がナンセンス。というか、逆。GI値はむしろ高い方がエネルギーがあって良いっていう。

V:GI値がバンと上がる時こそ、ご飯の後はフルーツ食べるとか理にかなってると思う。最後にフルクトースの入ってる種類のものをちょこっと食べるのは非常に良い。ご飯の後に一口ハチミツ舐めるとか、それだけでも消化が随分違うのと、細胞内への糖の取り込みがかなり良くなるんじゃないかな。

A:食後のコーヒーとスイーツっていうのは意味がありますよね?

S:カフェインは糖さえ入れてあげればものすごく代謝を活性化させる。ヘルスネスサブスタンス(46:48)の代表的なもの(健康になるためのサブスタンス)。カフェインだけを入れるから問題になる。そこで糖がなければリポリシスが起こる。カフェインが働くのに糖を必要とする。それでカフェインだけ飲むと動悸したりする。糖を入れてあげたら絶対ならない。

47:13

A:じゃあ赤ちゃんにカフェインは悪いっていうのは嘘ですか?

V:嘘ですよー。糖をしっかりあげれば。全然大丈夫ですよ。

A:じゃあ母乳あげててもコーヒー飲んでもいい?

47:21

V:全然大丈夫。ただし、正しいコーヒーじゃないといけない。世の中にはおかしなものがいっぱい入ってるコーヒーある。ス●バさんとかね。それで紙コップで、プラの下で飲んだらダメ。どんな肉っていうのと同じでどんなコーヒーっていうのと、ハチミツもどんなハチミツってのがすごい大事。日本ハチミツが良いっていうけど、国内で採れてるものって入ってくるものと違って規制がすごいゆるい。そしてそもそもそれがなくても売れるようなものがある。ハチミツは特にそこが非常にゆるいので、自分で採って売りましたって簡単に買えちゃう。日本人は日本で採れたハチミツっていうけど、それはちょっと考えた方がいい。ハチミツはなんでも良くないよってことをおまけで言わせておいてくださいw

48:33

V:糖尿とか血糖に関してはプーファと一緒にしてしまうと本当にいろんなこと説明したいけど、未だにわかってない人たくさんいる。そこが心配です。

50:16

糖尿病のラジオに関しての質問回答

A:Q.血糖値のラン効果が良くないと言われてますがどうでしょうか?血糖値スパイクというのはどんな状態?

V:これ先生どうですか?スパイクがあるということに病院ってすごくアラート鳴らしてて、それで患者さんはすぐスパイクがあるって心配してる。そのスパイクが実際にあるというのは身体にどういうインパクトを与えると思ってますか?

S:血糖値スパイクは全く関係ないです。要するに身体の中でプーファが、遊離脂肪酸がいっぱい浮いてる場合は糖が入らないからスパイクする。だからそれを治せば自然と落ちていく。

V:血統スパイクがある状態そのものが何か悪さするっていうわけじゃないですよね?ただ実際その状態があるってだけで。

S:別に糖の代謝が回ってる人も糖質をたくさん摂ったらスパイクするからすぐ戻る。問題はスパイクしても戻らない人。もう一つは下の方、ガーンと下がるやつ。食事食べた後とか反応性低血糖ってこれも非常にまずいパターン。低血糖になるとバーっとアデロイン?(52:21)出る。その場合は大体でんぷん質が問題なことが多い。でんぷん質を食べ過ぎるとインシュリンがドバッと出るので、で、反応性低血糖になることがたまにあります。

V:それは糖尿の人には起こらない?

S:糖尿病の人は1型でインシュリンがないし、それはない。

V:ただスパイクに関しては、要するにスパイクあるってことはただ血糖が上がるってことだけなんですけど。

S:スパイクがないとちょっと困るんですよ。ただ、スパイクの幅が大きすぎるとか、あるいはそれがいつまでも高いままにあるという状態が問題。それはそれ自体が問題じゃなくて、その「状態」が問題。

V:それが改善するような状況が取り戻せれば良いってことですね。だから血糖が上がり続けてる状態がまずいんじゃなくて、上がり続けてるという状態を起こしてる状況というか環境である「場」をなんとかすれば自然に血糖は下がるようになる。これは指標にしかならない。

S:これで怖がる必要は全くない。

A:だから、糖を減らすんじゃなくてプーファを減らすっていう発想にならないと。

V:またはフルクトースを足すとか。糖が上がってるものを助ける力を少し増やす。

54:05

A:Q.糖尿病を薬を使わずに治す方法を教えてください。血糖値が高い状態で糖の代謝を戻すためにハチミツや黒糖を毎日摂ってもいいんでしょうか?

V:大丈夫です。血糖値はグルコースの値なので、グルコースは結局使われないということを促進するのにハチミツはすごくいいと思う。血糖を下げるというか、私たちの細胞がちゃんと糖を取り込める状態をサポートするハチミツは悪くないと思ってる。その意味ではハチミツより黒糖の方が分解、代謝する時間が必要なのでそこの部分先生はどう思いますか?

S:スクロースという酵素を余分に使うということがあるので、ハチミツの方がよりエネルギーが回ってない人には向いてるかな。

V:病態の人ほど黒糖よりハチミツがいいですよね。糖尿病とか何か慢性疾患で薬を摂ってる人こそハチミツが良い。糖尿病にオススメのハチミツもあるのでそれを摂ってほしい。

S:糖尿病薬で糖尿病が治るっていうのは幻想。糖尿病薬というのは糖質制限でケトン食(55:05)、ファスティングと全く同じ。あれは血糖を下げるだけ。それは結果の血糖で、原因にアプローチしてない。糖尿病の薬で病気が治ったっていう症例は1例も見てない。

56:45

A:Q.妊娠糖尿病と診断された友人がいます。食や日常生活の過ごし方で何かアドバイスできることがあれば教えてください。

V:妊娠糖尿病っていう病名自体を聞かなかったことにしてほしい。なかったことにwだって血糖上がるの当たり前だから。妊婦さんは足腰を鍛えた方がいい。よく歩くこととか、初期の間から階段の上り下りするとかそういうことをオススメしたい。それは糖尿の問題のためというより産むために。せっせとハチミツ摂ってください。先生どうですか?

S:最低限プーファフリーにしないとですね。食べ物も原始人食に変えてもらって、糖の代謝を高める。糖の利用も子供にとって非常に大事なので、ある程度の糖の血糖値をキープしないと子供の脳に甚大な障害があるかもなので血糖を下げてはいけないってことを頭に入れてほしい。

V:マクロビとかもそうだけど、血糖を下げるお母さんが多いから、生まれてきて炎症起こすような子供になっちゃう。子供がプーファだらけだから。これ今すごい問題。だから妊婦さんは糖尿の検査しないことですよ。昔なかった。

A:今付いてきますよ。採血された。5年前にはもうあった。

V:12年前まではなかったです。その間に何かあったってことね。

59:35

A:Q.糖を積極的に摂るようになってから、手足の脱力感や震えなど低血糖になってるのかなと思うような状態が頻繁に出るようになりました。さらに糖を摂取してますがこれはどういうことが起こってるのか教えてください。

V:これはお腹空いてるんじゃなくて?私はお腹空いてる時に糖だけ摂ると、その時だけ治るけど30分くらいしたらまたすごいザーッと血糖が下がってるのがわかる時があります。それじゃないかな?私はその時は何か食べた方がいいなって思うのでものを食べるんですけど。先生的にはどう考えます?

S:これは低血糖みたいな、それでアドレナリンが上がってる症状なんですね。実際に糖が足りないのか、私が想像するに多分糖を入れてもまだプーファがある人は糖が利用できないので実際に細胞内は低血糖になってるという状態の可能性もあります。両方あるかな。僕は脱力までないけど動悸とかするのはカフェイン飲んで糖の摂取量が追いつかない時にこういう症状が出ます。それがアドレナリン出て動悸するんですけど、それは糖を入れてあげると治ります。糖が足りないだけなんで。

A:これはでも、お米とかも糖って言ってたら話は違いますよね。

V:そうだね。この「糖」は何かなっていうのはあるかな。

1:03:00

A:Q.野菜から先に食べるとか油と一緒に食べた方がいいとか、血糖値を上げにくくするような方法ばかりが目立ちますが、そもそも血糖値は緩やかに上がった方がいいのでしょうか?

S:そこを気にしなくていいと思う。利用されるかどうかってことが大事。プーファをフリーにしてください。

A:Q.お米中心の食事をした後異常に眠くなるのですが、血糖値の問題ですか?

V:いや、これは血糖値の問題というより代謝のエネルギーの問題だと思います。消化の。特にお米って多糖類ですぐに分解できない。すごく眠くなる人って基本的には元気な人にあんまりいないけど、あちこち症状があったりする人って倒れるくらい眠くなる。どうですか、先生?

S:これはお米をたくさん食べてるってこと自体も問題だけど、おそらく消化に悪いでんぷん質とか一緒に食べてる。何でそうなるのか考えると、これはエンドトキシンだと思う。要するに腸でなかなか消化がうまくいかない。多糖類だから消化に悪いので。おそらくエンドトキシンがバクテリアを繁殖してエンドトキシンが入る。エンドトキシンが血液の中に入るからコルチゾールが出てくる。

V:リーキーがあることが基本ですか?

S:そうですね、リーキーガットがあると入りやすい。米そのもの(粒子)はリーキーなくても入っていく。例えばPM2.5とかダストはリーキーガットなくても飲み込んだ時に入っていく。米の粒子とかコーンも入れるとすぐに血液の中に入って脳の血管を詰まらせたりするっていうのが実験で出てる。だからあんまり消化の悪いものを食べると。エンドトキシンでコルチゾールが出てくると思う。コルチゾールが出るとユーホリアンって言って抗ストレスなので眠たくなるんじゃないかな。

V:血糖値の問題というよりは、エンドトキシン、元々の米の抑制の問題?

S:米というよりかはその一緒に食べてるでんぷん質。米を食べすぎるとものすごく消化が悪いから。特に冷や飯。ものすごく消化が悪いのでバクテリアが増えやすい。

A:逆に消化するエネルギーがたくさんあったら、バクテリアの問題も少ないはず?

S:少ないと思います。

1:08:50

A:Q.糖代謝を正常にするために一時的にサプリメントの力を借りることも必要でしょうか。また有効なサプリがあれば教えてください。

S:サイロイドホルモンの甲状腺粉末というのがある。サイロイド今動物もみんな食べないので、どうしてもサイロイドの材料さえ不足する。海藻とか甲状腺ホルモンの材料になるやつが多いけど、海藻自体が脂が多くて食べれない。しかも増粘物質とかが入ってて非常に身体に良くないので欠乏してくる。材料がないので動物の甲状腺食べないんだったら・・・

A:動物の甲状腺って何ですか?食べるって?

S:昔は甲状腺も含めて全部食べてるから。僕らの時は知らないけど、1900年代に。例えばエスキモーとか今は食べないけど、昔は甲状腺全部食べてた、トドとか。彼らはオメガ3摂ってるのになぜ。でもものすごいオメガ3摂ってるから老化が早いけど、元気なやつもいてる。その違いは何かと調べた時に甲状腺を食べてない。全体は食べてるやつがいてる。だからプーファの害をなくすものを食べてる。

A:じゃあ魚を全部食べたら甲状腺も含まれてるってこと?

S:魚は甲状腺あるのかなぁ?それは自信ないです。

1:11:19

甲状腺粉末使ったりリポリシスを抑えないといけないので、ナイアシンアミドとかアスピリンは処方してます。

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