WR【鬱】

tom

WR【鬱 回答編】

今うつがすごく増えてる。

私の親友もこれに悩まされて最終的に命を落としてしまった。

現代病だけどなんとなく作為的な気もする。

先生は専門的な勉強されてましたよね?

アトピーと絡めて大事な問題。

鬱病は甲状腺機能低下の部分症状です。ズバリ。それ以外にありえないです。

やる気ないとか食欲ない、眠れない、それが一番大きい。

不安とか焦りとか遠くに行きたい、億劫になる、自分を責める、集中できなくなる。

睡眠障害。

全身の倦怠感。

3:30

うつは頑張れと言われると言われるだけひどくなると言われてるけど。

甲状腺機能が回ってきたら元気になるということですね。

ステロイドの介在があるクライアントはマインドが安定しない。コルチゾールが大きな問題。急性ストレスホルモン。炎症を一時的に鎮めるホルモン。

5:00

急性ストレスの時にコルチゾールとエストロゲンがでる。それで対処できれば身体をつくらなくなる。コルチゾールを作らなくなる。一瞬だけコルチゾールを産生してそれで終わり。ところが甲状腺機能低下の状態の場合はずっとコルチゾール、エストロゲン、アドレナリンが出続けてる。慢性的に出ざるを得ない状況になってる。

炎症を持ってるからというのもあるけど、基本的にエネルギーの低下。甲状腺機能の低下で糖の保留ができなくなるということ。

で、コルチゾール、アドレナリンがでるのは血糖を上げるために第1期的に出てくる。

6:15

(私イマイチピンと来ないんですけど、例えばステロイドを使い続けることによるマインドのコントロールできなくなるという状態というのはどう引き起こされる?

身体にとってのストレスというのだけじゃなくて持続的に受ける環境からのストレスも鬱には関係してます? )

もちろん関係してます。

そのストレスを受けることで甲状腺機能が落ちるということはエネルギー代謝が上手く回らないという状態はコルチゾールが持続的にでることによって起こるからですよね?

そうです。

それがなぜ直接的に甲状腺機能低下になるのか?

7:40

はい。それはハンスセリエ氏の実験にもありましたけど、ネズミを縛ってストレスを与える実験がある。アドレナリンやエストロゲンやコルチゾールが血液中に出てくる。臓器を解剖してみると、副腎腫れて胸腺と甲状腺がしぼんでる。

8:00

副腎のアドレナルファティーグを導き出したことによって日本でアドレナルファティーグという言葉が流行っちゃった。

要するにストレスを与え続けたマウスは免疫を司る胸腺とエネルギーを司る甲状腺と脳が萎縮する。

副腎は肥大する。肥大するということはどういうこと?

9:00

過大なストレスがかかってるので脳から副腎に司令がでてくる。このストレスに対処するホルモンを出してくれと。(抗ストレスホルモン )その司令のためにどんどん膨らんでいく。

以前副腎が萎縮することはないって言った。腎臓とか肝臓もそうだけど副腎は再生能力が非常に高い。カットしてもしばらくするとホルモンを分泌する細胞が再生されていく。副腎疲労がもてはやされて、副腎が萎縮してステロイドがなくなっていきますよって話があったけどそれは違うよって話。

要するに、肥大するということの意味と萎縮するということの意味というのは…実際実験では萎縮した副腎は見られたことがないということですかね?

10:10

実験でも確かめられてます。副腎を切ってしばらく置いていたらまた副腎が再生してくる。最近能力が非常に高い。

コルチゾールが出なくなるということはない?

いや、ある。甲状腺機能低下によって。最終的にコルチゾールさえ出なくなってくる。それまではコルチゾールが優位になって出てくる。エストロゲンとかアルデステロンとか。でも極まるとそれさえも出てこなくなる。

11:00

でもそれができなくなるとそもそもエネルギーをとってない人はなんのエネルギー材料もなくなりませんか?それが鬱ですか?

いや、鬱はまだその手前。コルチゾールが出てる。ステロイドやると、あれコルチゾールだからやり続けると必ず鬱になる。

私そこがイマイチよくわかってなくて…コルチゾール…甲状腺機能の障害があることが一番大きいと考えた時に、副腎が完全に萎縮するということが起きたとしたらもう副腎からコルチゾールってもう出ないじゃないですか?

うん。

出ないということは、私たちの甲状腺の機能とエネルギーを考えたときに、甲状腺機能が落ちています、コルチゾールが出ているからとりあえず自分の身体を使ってでもエネルギー材料を調達しようとする、その場がなるなるから本当にエネルギーが作られないっていう…そういうことじゃないんですか?

要するに副腎がでなければコルチゾールがでないじゃないですか。最終段階で出なくなるとしたらその最終段階が鬱なんじゃないのかなっていう…

12:30

いやいや、その段階はもう死亡です。

つまり体のエネルギーを全く作れなくなるということですよね?

副腎て三層くらいになってる。真ん中はセクステロロイドていってプロゲステロンとかエストロゲン。皮質のところにコルチゾールが出てくる。この皮質の皮のところは結構最後まで残るんです。再生しやすいし。真ん中からやられていく。セクステロイドが。

まあ性的なことがなくなってくるってことですね。

13:00

でコルチゾールは??アルツハイマー??

最後の最後ね。

そう。いよいよそれもなくなる状態ってのが機能不全、クライシス。アドレナルクライシス。本当にこれは死んでしまう。

ま、つまり慢性的にコルチゾールが出ている状態のときに気分の抑揚が激しくなったり…

ステロイドの問題だけで鬱になる訳じゃないと思うんですけど、じゃあほかにどんなことが原因だと考えられますかね?

13:45

基本的に脳のエネルギー代謝の低下なんですね。脳は糖も酸素も非常に消費量が多いところ。

例えば糖の供給が減ってきたりストレスがかかってストレスに対応するエネルギーが余分に必要になってきた時に、糖の供給がない場合は真っ先に影響受けるのが脳。

なので気分が落ち込んできてだんだん身体が動けなくなってくるんです。

んーでも気分が落ち込んで動けなくなるというのはまあ私の考えだとある意味防御反応で外側に出れなくなる、人と会えなくなる、なぜかというと人と会うことが大きなストレスになることが多いし他者と付き合うのはエネルギーが要る。自分の巣じゃない場所に出ることによって環境的なストレスがある保護的な感じで鬱って…あるんですかね?

14:50

だからね…笑 なかなか本題入らないんでもう言いますけど、セロトニンていう病的な物質があるのね。

それまあみんなが好きなものですけどね。

で、鬱病の人はセロトニン濃度が非常に高いということがわかっている。セロトニンて何をするかというとコルチゾールと全く一緒なんですけど、代謝を止めてしまう。

機序的にはどんな??どこが止まるんですか?

糖のエネルギー代謝を?飛びますね?

糖が使われにくくなる、糖が使われなくなる?

15:30

そういうことです。ミトコンドリアが糖を完全燃焼できなくなる。脂肪を燃焼させようとする。のがセロトニン。コルチゾールもエストロゲンも全部そう。特に脳ではセロトニン濃度が高くなってるということが事実としてわかっている。

でも世の中ではセロトニン濃度をいかに上げるかっていうことをやってるんですが…要するにじゃセロトニン濃度が上がっているという状態が鬱の状態だとすると、なぜセロトニンをあげようとする動きがあるんですかね?

16:20

これはね、PUFAと非常に関係が深い。セロトニンというのもシャットダウンシステムの重要な物質なんですね。で、冬眠するクマ、リスなどは非常にセロトニン度が高い。外界の環境から反応しないというシャットダウンシステム。例えば環境の刺激があって細胞の波動や温度を受け取って様々な信号を流して反応する訳です。でもその反応が全て止まる訳です。

17:00

セロトニンはその反応自体を止めてしまう?

そうです。

じゃあ世の中はなぜそれを欲しいと思ってるんですかね?幸せホルモン?

それはいつも僕お話してますけど製薬会社の絡み以外何でもないです。要するにセロトニン濃度を上げるという薬を売り出したもんだからそれに合わせて都合つけてるんだけど。どう考えてもエビデンスが伴わないんですよね。

よく幸せホルモンってついてますけど。オキシトシンも同じなんですけど。血糖が増えて余ってますよ、というのと同じような感じですかね?セロトニンが減ってるから増やしたい?

いや違う。セロトニンが本当は増えてる。増えてるにも関わらずセロトニンが少ないから鬱病になりますよっていう仮説を作ったんです。

エストロゲンと全く一緒じゃないですか。

だから全く一緒です。製薬会社は毎回全く同じストーリー作りますから。

18:30

よく言われるのはセロトニンを増やすことによってストレス耐性を作りましょうというのが世の中の一般的な考え方で、じゃあセロトニンはどうやって増えるんですか?ってなって、そうするとトリプトファンが必ず浮上してきてトリプトファンを増やすにはじゃあ何に入ってますか、とかの質問になってくるんだよね。トリプトファンてのはアミノ酸のひとつなんですけど。この辺は先生どう思います?

19:00

だからトリプトファンをたくさん摂ると甲状腺機能低下の人っていうのはストレス状態があるのでストレス酵素が出てる訳です。

ストレス酵素の中にトリプトファンハイドロシレース?という酵素が高くなるんですけど、トリプトファンをとった時に普通はビタミンB3とかにもなるけど、それが上がってるがためにトリプトファンからセロトニンにコンバインをされていく。

なるほどね。だからB3もうまく使われなくなるということ?

そっちに持っていかれるということ。セロトニンにスティールされるということ。

本来はエネルギー代謝に使われて欲しいB3ていうナイアシンアミドがトリプトファンのセロトニンを増やすことに使われてしまう。

そうです。

これは私オメガ3と似たような背景あると思ってるんですけど、トリプトファンは元々ないと言われている。必須アミノ酸と言われてる。身体の中で作られませんよって言われているものって、意味があって作られないじゃないかと思ってて。アミノ酸に関しても必須という名前がついてるものの注意点だと思ってる。

20:40

じゃあ鬱のクライアント増えてて私も悩みの種なんだけど、トリガーになっているのが甲状腺機能の低下だとすると、それを起こしているものというのは背景的にストレスが高いということと食べ物?

PUFAが一番あります。なぜ現代のミレニアル世代10〜30代、アメリカでも日本でも劇的にうつ病が増えてるかというのは、うつ病の他にもこの世代は糖尿病、脳卒中、ガン…これらは普通高齢者がなる病気なんですよ。それが20代30代でもう現れてること自体が現代病の典型的な問題。随伴症状(エピフェノミナ )もひとつ。うつ病もそう。これ全部別々のものじゃなくて同じラインのものなんですよっていうことを知っておいて欲しい。うつ病は現代医学では「あなたは特別にうつ気質がある」とか言いますけど、実際鬱になりやすい遺伝子っていうのは18個くらいある。遺伝子検査で分かるらしい。けどそれはとんでもない間違いです。またfacebook載せてますけど、全部間違いだったっていうのがこの間出ました。だから遺伝子から決まらない。遺伝子とか気質とか関係ない。ほぼみなさんの生活環境で、ある人は糖尿病で発症するしある人はうつ病で発症するし。まあコンバインされてる場合もありますけどね。全部根は一緒なんです。

ステロイドクライアントではない方でも最近本当に鬱が多い。私前向きで明るいけどそれがなんでかというと代謝がまわってるからって考えて良いんですかね?

23:30

はい。マインドと体は一緒なんです。本当に。切っても切れない関係。糖の代謝が回ってると身体の調子も良いし、考えもよりクリエイティブになる。

私クリエイティブあんまないけどwどっちかというと私ストレスあっても前に進めてしまうのはエネルギー量があるかなーと思ってる。

私もオーバートレーニングした時は気分が落ちます。副交感神経反射って言ってトレーニング中に戻したり倒れたりするんですよ。しばらく動けなくなったり。完全にうつ症状出ます。食べれない、寝れない、気分が落ち込む。コルチゾールがかなり出てる。やり過ぎ。

25:30

つまりオーバーキャパシティのストレス。それがうつ病。今は社会生活そのものだったり食べ物で知らない間に負荷かかっている人が多い。

センシティブでストレス感じやすい人はうつ病なりやすい。反応にエネルギーいるから。けど図太いっていう人でも食べ物からうつ病になることはある。

一番大きいのがやっぱりPUFA。摂取しただけでトリプトファンハイドロキシレース?をアップさせますから。セロトニン、エストロゲンをアップさせる。

ベーシックな栄養学をきちんと勉強して代謝をフォーカスすれば心身の問題に取り組めるということ。

27:50

PUFA

クマはシャケ嫌いなのに冬眠前に食べる。シャケはオメガ3多い。PUFAで代謝落としてセロトニンアップさせる。全体の基礎代謝量落として冬眠状態にもっていく。リスもオメガ6のクルミとって代謝落としてセロトニン上げる。同じことがみなさんに起こってる。

ストレス反応が起きないような状態にしている=世の中では幸せホルモンにしてるのか?

29:00

いやだからエストロゲンと同じやん!

いや例えばセロトニンのタブレットせっせと飲む人がいる。それは外界からのシャットダウンをしているから「落ち着く」てなってるてことですかね?

あのね、冬眠してるリスとかクマとかあれ寝てないんですよ。うつ病状態てこと。あまりに疲れてたまに寝たりするみたいだけど。寝るエネルギーないから起きてるんです。

30:00

寝るのにはエネルギーいりますから。

世の中の人ってセロトニンと聞くと「え?」って反射があるからどう捉えたら良いのかなって…

いやだからエストロゲンと一緒やん!

エストロゲンを売りたいからエストロゲンは骨に良いとか嘘言ってる。明らかにエストロゲンは乳がんとか増やす。現代医学もそれは認めてる。セロトニンもそう。セロトニンもモノアミン仮説っていって2015年くらいに認められてる。むしろセロトニン過剰になってるっていうのを分かってる。

31:00

先日アメリカの厚生労働省(FDA?)が認めた。うつ病に対してプレグネノロンを出しなさいって。それがセロトニンをブロックする薬。保護ホルモン。

セロトニンをブロックして代謝を上げるということをプレグネノロンでやりましょうってのが出たってことですね?

いや、前から推奨してるんだけどFDAが認めたんですよ。厚生労働省が。セロトニン過剰てことがわかってる。

でも日本にその情報入ってこないんですよね。メラトニンとセロトニン。メラトニンも睡眠薬で推奨されてたけど。トリプトファンとセロトニンとメラトニンはタブレットたくさんあるから注意。

32:15

セロトニンに関していうも9割型腸で作られるんです。それを血小板とかが脳まで運ぶんです。だから腸の状態が悪い人は非常にセロトニンが増えます。それはエンドトキシンが増えた時にセロトニンが合成されるから。

あーだから便も出にくくなる訳だー。分かりました。冬眠状態だから蠕動運動も起きないんだ。

そういうこと。

なのでリウマチと全く同じなんだけど腸の状態をクリーンにするだけで相当頭スッキリします。

それは結果としてセロトニンが相乗してるということ?

そういうことです。あとはリウマチとかでアスピリンずっと飲んでる人がうつ病かかりにくいっていうのがなぜかというとアスピリンは血小板からセロトニンが出てくるのをブロックするから。なので脳のセロトニン濃度が低くなる。

実際はセロトニンが脳に行っちゃマズい!ということですね?

そういうことですね。

じゃ何しましょうか?先生的には?

私はエネルギー代謝を高めるってことが一番大事だと思いますね。腸の状態良くすることも大事。プレグネノロンをFDAが認めたっていうのでそんな物質使うのもアリ。やはりPUFAフリーにして糖の代謝を回していく。これでコレステロールがプレグネノロンに体内でちゃんと変換される。そこに持って行くのがベスト。

35:00

私も全くそう思う。PUFAフリーになることでコレステロールの変換がない。

PUFAがあると代謝落ちるけど同時にコレステロールがプレグネノロンというホルモンを作る。PUFAがその変換をブロックしてる。ブロックをやめさせるにはPUFAフリーとコレステロールをちゃんと変換できるようにエネルギー代謝が回ってないといけない。

まだ食べれる段階であれば食事を変えていくと3〜4年かかるけど確実にうつ病は治ります。ほとんどは薬なくても自然回復してる。40%は。

病気でいたい人やうつ病でいたい人もいる気がする。そういう方を食事の改善とか…PUFAフリーとかはちみつとか…

食欲がなくなるのも大きなうつ病の特徴。

そもそも食べれない。そんな場合に私がオススメしてるのはレッドライトです。昔から太陽光線の治療ってのがある。どの波長かというとレッド。レッド当てることで脳のセロトニン減らすことができるんです。すると食欲でてきますからそこで食事を少し改善していく。あとは腸の状態良くする。これだけでかなり状態良くなります。

でも光線療法はですね、まだ理解がされてなくて一般的な太陽光線療法はスペクトラムのこと考えてない。実際の太陽の光は何のスペクトラムですか、って話。そこに勘違いがある気がする。ルクスは太陽の光が良いって言われてるけど何の波長のものが入ってるかというと調べたことがないんですけど、昼夜逆転してる仕事の人はどんどん体調悪くなる傾向があって、太陽光に浴びるチャンスがなくなってきてストレス多い状態になるとうつ病傾向が高いんです。そういう人たちに太陽光と同じルクス数のライトを起きた時に浴びてくださいと言ってた。スペクトラムって大事ですよね。市場にちゃんとしたルクスのものが出てないんです。それが引っかかってる。美容目的でピンクとかはあるけど。

40:00

光治療悪くないけど、より安全でより効かしたいってのがあるので私は今自分で作ってるところ。

そんな機会が簡単に手に入るマーケットになれば良いなと思うけど。太陽光が大事ですか?

太陽大事ですけど、昼夜逆転で怖いのは蛍光灯に当たることなんです。波長ものすごく悪いしセロトニン上がる。できたら白熱灯に変えてください。職場にしてもお家にしても。毎日浴びてる光のバルブを変えることは大事。あとはパソコンのブルーライト。

若い世代にうつ病が多いのもパソコンの前に座ってる時間多いからってのもあると思う。

42:00

あとWiFi。夜寝る前に必ず切ること。これもセロトニン増える。どんな病体であってもこんな電場のことは考えた方が良い。

どんな病気でも、根底にあるのはエネルギー代謝の低下。

生活習慣を少し変えるだけで劇的に変わりますので騙されたと思って3〜4年やってみると絶対良くなる。

3ヶ月を2クールする頃に体感あるはず。体感なければPUFAフリーになってないなにかがあるとか、糖をちゃんととれてないとかがあるんじゃないかと思う。

一度じっくり見直してみてね。


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